9月6日にMOBILEYE GT WORLD CHALLENGE ASIA ESPORTS CHAMPIONSHIP(GTWC Asia eSports)第5戦鈴鹿サーキット戦にSACCESS eSportsに所属する白川有輝がプロクラスに参戦した。
SACCESS eSportsに所属する白川有輝は、アストンマーティンV8 GT3を使用して参戦しました。レースの結果は以下の通りです。あわせて、白川選手よりレポートが届いたので下記に記します。
予選:総合27位 Proクラス17位
決勝:総合19位 Proクラス13位
【白川選手レポート】
予選では自身の最善を尽くしたものの、後方に沈む。 かなりの高温セッションだったので、戦略は早期のアンダーカットをせず半々に分けることにしました。 決勝スタートでは躍進。接触に細心の注意を払いながらも6台抜きを果たし、最初の10分経過までは総合21位を走り続けました。 10分経過からピットストップまでの間、2度縁石にはじかれたことによって2.5秒ずつ失うミスを犯したことでトラックポジションを3つ失いました。 周囲が早い段階でのアンダーカットを仕掛ける中、自身のペースを保ちながら30分経過後のピットに臨みました。静止位置を少しオーバーして位置矯正によるロスがあったことで再び1つ順位を落としました。 ピット後はアンダーカットによって追い越されたLuis Moreno選手を猛追し、追いついた数周後にオーバーテイクも130Rで成功させました。 その後も早いピットでペースが落ち始めた同一クラスの選手が2台前方に見えていたので、諦めずに追走し続けました。 残り2周、その2台がスプーンで接触して3秒後方まで迫っていた私がその片方の追い越しを安全に成功させました。直後に、インシデントの原因となって私の目の前で復帰していたMoreno Pratama選手に15秒のペナルティが課されることとなり、私が無理して追い越す必要がなくなったので残り1周は安全にトラックポジションを維持することに努めました。 戦略がうまく機能せず、もっと上を目指せた可能性のある内容でしたが、結果としては今シーズン最高の3ptsを獲得する結果に終わりました。 シーズンを通しては6pts、Proクラス18位の結果に終わりました。 残念ながら来年は再びシルバークラスから出直すことになりますが、昨年最終戦後での「予選・決勝共に0.5秒上げる」目標がかなわなかったので妥当な結果と考えられます。 2024年は厳しい予備予選からスタートですが、その中で強い車を確保して2025年をプロクラスで戦えるようにしたいです。